日仏文化交流史研究会について

この研究会は日本とフランスの間の150年に亙る文化的交流がどのように行われてきたかを、あらゆる角 度から検討することを目的としており、2010年の秋に研究活動を開始しました。事務局は東北大学大学院国際文化研究科の坂巻康司研究室に置かれていま す。年に数回の研究会を開催しておりますので、参加ご希望の方はご連絡ください。

活動内容

1.活動目標
明治以来、日本はフランスの最先端の芸術(文学、絵画、音楽)を積極的に導入し、学者のみならず一般庶民もそれを理解することを続けてきました。その一方、 日本の文化はフランスを通して海外に移植され、現在でもフランスは日本文化を最も理解する国の一つとなっています。
このように日仏の文化交流は常に相互的なものであったといえますが、この研究会ではこの両国の文化の受容(あるいは衝突)の実態を明らかにすることを目指します。

2.研究会
具体的には、日仏文化交流の様々な形態について関心を持つ研究者(フランス文学者、比較文学者、日本文学研究者、 美術研究者、音楽学者)が集まり、2010年から年に数回の研究会を開催しています。現在の主な関心は、フランスの象徴主義文学がどのような過程を経て日 本に受容されるに至ったかについてです。これまで、ロートレアモン、プルースト、ヴァレリー、象徴主義絵画の受容などについての研究会が開催されました。 これからも数年に渡って、この種の研究会を開催していく予定です。詳しくは以下のページをご覧ください。→ こちら


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